【書評】『家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択』 

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今回紹介するのは、稲垣えみ子さんの『家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択』。 

この本は、現代の便利さや物質的な豊かさに疑問を投げかけ、電気もガスもほとんど使わない生活を通して、自分の力で生き抜く術を示す一冊です。 

この本を読むことで、日々の生活や老後の不安に対する新しい視点が得られます。 

極端な話、もし老後の資産が乏しくなったとしても、こういう生活をすればなんとか生きていける。 

いや、それどころか心豊かに楽しく生活できるんだと心が軽くなると思いますよ。 

『家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択』とは 

稲垣えみ子さんは、大手新聞社の編集委員を退職後、東京から岡山の田舎に引っ越し、電気やガスなどのライフラインに頼らないシンプルな生活を始めます。

彼女が選んだ道は、家電や家事の便利さから解放され、「自分で自分の面倒をみる」ことを徹底した生き方。暖房なしで冬を過ごし、冷蔵庫も使わずに食事を管理する彼女の姿勢は、極端とも言えるほど徹底しています。 

一見過酷に思えるこの生活の中で、稲垣さんは「不安や心配から解放された心の豊かさ」を見出し、それが彼女の老後に対する最大の武器であると語ります。

年金不足や経済的な問題に怯える現代人にとって、物に頼らない生き方がどのように心の安定をもたらすのか、その過程が綴られています。 

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老後の不安解消としてのシンプルライフ

稲垣さんの「お金に頼らない生き方」は、年金問題や老後の経済的な不安に対する一つの解決策となり得ます。

現代では「老後の2000万円問題」や年金不足が取り沙汰されていますが、稲垣さんのように物質的な豊かさに依存しない生活は、そうした経済的な心配を和らげる手段となるでしょう。

実際、彼女の生活はお金がかからないため、インフレやデフレ、さらには不況にも柔軟に対応できることを示しています。 

また、物を持たないことで、生活の煩雑さが減り、精神的な安定感を得ることもできます。これは、経済的不安を抱える人々にとって、大きな安心感となるでしょう。

こんな人に読んで欲しい!この本がお薦めの読者  

ミニマリズムに興味がある人 

稲垣えみ子さんの生活は、現代社会で進んでいる「ミニマリズム」の極致とも言えます。

彼女は冷蔵庫もエアコンもない生活を選び、物の少ない生活がいかに心を自由にするかを自ら実践しています。ミニマリストの多くは、物を手放すことで生活のシンプルさを追求し、精神的な解放感を得たいと考えていますが、稲垣さんの生活はその概念をさらに推し進め、物だけでなく「便利さ」や「当たり前の快適さ」も手放しています。

彼女の本を読めば、物を減らすだけでなく、それ以上に「何が本当に大切か」を見極める力を養うヒントを得ることができるでしょう。シンプルな暮らしに関心がある人は、彼女の哲学に共感し、新たな視点を得ることができるはずです。 

経済的不安を抱えている人 

現代では、老後資金や年金不足に不安を抱える人が増えています。特に「老後2000万円問題」が話題になった日本では、老後に向けた貯蓄や資産形成が一種のプレッシャーとなっています。

しかし、稲垣さんの生活は「お金がなくても幸せに生きられる」可能性を提示しています。

彼女は、家電や日常的な光熱費に頼らない暮らしを通じて、経済的な不安から解放されていると言います。特に、稲垣さんが強調するのは「お金に縛られない自由な生き方」の重要性です。

少ないお金で生活することができるなら、老後の生活費や将来の経済的リスクに対する不安も軽減され、精神的な安定感が得られるという考え方に共感できるでしょう 

環境問題に関心がある人 

稲垣さんの生活スタイルは、持続可能な社会を目指す「サステナブルライフ」とも密接に結びついています。電気やガスにほとんど頼らない彼女の生活は、エネルギー消費を最小限に抑え、地球に優しいライフスタイルを実践しています。

環境問題に対する意識が高まる中、地球温暖化や資源の枯渇といった課題に対して、個人の生活レベルでできることを模索している人にとって、彼女の生き方は大きなインスピレーションとなるでしょう。

稲垣さんの生活を参考に、エコでありながら自分らしい生き方を模索する人は共感できるはずです。

現代の消費社会に疲れた人 

便利さを追い求め、常に新しいものやサービスに囲まれている現代社会では、逆に心の満足感や充実感を失ってしまうことがあります。稲垣さんの生活は、こうした「物質的な豊かさ」から一歩引き、心の充実感を優先した生活のあり方を示しています。

多くの人は、常に消費を強いられる現代社会に疑問を持ちながらも、何を捨てて何を残すべきかに迷っています。稲垣さんの本は、消費を減らし、本当に大切なものに目を向ける生き方を示唆し、そうした人に対して「自分らしく生きる」という力強いメッセージを送っていると言えるでしょう。 

稲垣えみ子さんの生活をヒントにするポイント 

物を減らす 

物に囲まれていると、視覚的な刺激が多くなり、頭の中も自然と忙しくなります。稲垣さんの提案するのは、使っていないものや不必要なものを少しずつ手放すこと。これにより、物理的にも心理的にも余裕が生まれ、家の中がすっきりとし、心も軽くなります。

特に、年を重ねるにつれて、物の管理が負担になりがちです。稲垣さんのように物を減らし、本当に必要なものだけに囲まれることで、日々の生活がより快適でシンプルになります。

こうしたミニマリスト的なアプローチは、ストレスを減らし、心の安定をもたらす効果が期待できます。 

自然と向き合う 

稲垣さんは、電気やガスに頼らない生活を通じて、自然のリズムに従うことの大切さを実感しています。例えば、電気がない生活では、日が昇れば自然に目が覚め、日が沈めば眠くなるといった自然のサイクルに身を委ねることができます。

現代では、スマートフォンやコンピュータの画面を夜遅くまで見続けてしまい、体内時計が狂ってしまうことが多いですが、稲垣さんのように自然と共に生活することで、体と心のバランスが整い、心地よい生活が送れるようになります。

自然の光や風を感じながら過ごすことで、心がリフレッシュされ、穏やかな時間を過ごすことができるでしょう。 

家事を楽しむ 

稲垣さんは、現代の便利な家電に頼らず、手間をかけて家事を行うことで、日々の生活に喜びを見出しています。

例えば、手洗いで洗濯をすることで、洗濯の時間をただの作業から「自分との対話」の時間に変えています。便利さを求めることが主流の現代では、家事は「できるだけ早く終わらせるべきもの」と考えがちですが、稲垣さんの生活は「手間をかけることの喜び」を教えてくれます。

時間をかけて家事をすることで、自分の生活により深く関わることができ、その過程で日常生活に充実感を感じることができるのです。また、家事に向き合うことで、生活全体が丁寧になり、心の充足感も得られやすくなります。 

自分の力で生きる実感を得る 

稲垣さんの生活は、何よりも「自分の力で生きる」という実感を持つことに重きを置いています。

現代の私たちは、インフラや技術に頼りきりで、電気がなければ何もできない、という状況になりがちです。しかし、稲垣さんはそうした状況を見直し、自分の手で火を起こしたり、手作りで食事をしたりすることで、「自分が生きている」という実感を強く持っています。

特に、年齢を重ねると他者に頼る場面が増える一方で、自分自身でできることを少しでも増やすことが、精神的な自立と安定につながるというメッセージが込められています。 

稲垣えみ子さんの生活のメリット 

経済的な自由 

稲垣さんの生活は、家電やエネルギーコストを削減することで、生活費を極端に抑えています。これにより、老後の年金不足や収入減に対する不安を軽減し、少ない資金でも快適な生活が送れるという安心感があります。

節約や経済的不安の軽減は、多くの人が抱える問題であり、稲垣さんの生き方はその一つの解決策として注目されています。 

環境への負荷の軽減 

電気やガスをほとんど使わない生活は、地球環境にも優しい選択です。特に、地球温暖化やエネルギー資源の枯渇が問題視される現代において、個人レベルでのエネルギー消費を削減することは、サステナブルな社会に向けた一歩となります。

稲垣さんの生活は、環境意識の高い人にとって、具体的な行動例として共感を呼ぶでしょう。 

心の充実感 

物質的な豊かさから離れることで、心の中に余裕が生まれます。

稲垣さんは、便利な道具やサービスを手放すことで、自分の力で生活を成り立たせ、その中で心の満足感を得ています。家事に手間をかけることで日常の瞬間を大切にし、自然のリズムに従うことで、身体的にも精神的にも調和を感じることができるのです。 

稲垣えみ子さんの生活のデメリット 

物理的な不便さ 

稲垣さんの生活は、あえて電気や家電を手放すという極端な方法を選んでいます。そのため、現代の基準から見ると、物理的な不便さがあることは否めません。

例えば、夏の暑さや冬の寒さに対してエアコンや暖房を使わない生活は、健康面でのリスクを伴う可能性があります。また、家事や移動に時間と労力がかかるため、忙しい現代人にとっては実現が難しい部分もあるでしょう。 

社会的なつながりやサポートの必要性 

稲垣さんの生活は、「自分で自分の面倒をみる」という自立を強調していますが、年齢を重ねるにつれて、他者のサポートが必要になる場面が増えてくる可能性があります。

特に、体力や健康状態が衰えると、自立した生活を続けることが難しくなり、社会的なサポートや介護が必要となることもあるでしょう。こうした面では、完全な自立を目指す生活には限界があるとも言えます。 

楽しみや娯楽の制約 

便利な道具やサービスを手放すことで、心が豊かになる一方で、娯楽や趣味の選択肢が制限されることもあります。特に、電気を使わない生活では、テレビやインターネット、スマホなど、現代的な楽しみ方を手放す必要があります。

稲垣さんのように自然の中で生活することを楽しめる人にとっては大きな問題ではないかもしれませんが、現代的な娯楽を欠かすことが難しいと感じる人にとっては、この生活はハードルが高いかもしれません。 

この本を読んだ感想 

『家事か地獄か』は、一言で言えば「挑戦的」な本です。便利さや快適さを求める現代生活の真逆を行く稲垣さんの生活は、読むだけで少し驚きと不安を覚えるかもしれません。冷蔵庫もなし、電気もなしで暮らすのは、私たちの常識からかけ離れた生活に見えます。しかし、その極限の生活の中で見出された「本当に必要なもの」とは何なのかを考えさせられます。 

特に、老後の生活に対する不安を抱えている方や、日々の生活費の負担に悩んでいる方にとって、この本は大きな示唆を与えてくれます。「お金がなくても自分の力で生きていける」という考え方は、稲垣さんの言葉を借りれば、一種の「心の自由」を手に入れる方法です。 

もちろん、全ての人が彼女のように極端な生活をすぐに真似できるわけではありません。しかし、稲垣さんの生き方を知ることで、無駄なものに囲まれた生活を見直し、本当に自分に必要なものを見極めるヒントを得ることができます。また、「いざとなったら、こういうシンプルな生活もできるんだ」という安心感を持つことで、老後の不安や日常のストレスを軽減することができるかもしれません。 

まとめ 

この本を読んで、私たちが学べる大切なことは、お金がなくても心豊かに生きる方法があるということです。特に、老後に向けた不安や、日々のプレッシャーを感じている方にとって、この考え方はとても心強いものだと思います。私たちは、どうしても「お金がなければ不幸になる」と思いがちですが、この本はそれをやさしく否定してくれます。 

著者は、物質的な豊かさではなく、心の豊かさを大切にしながら生きることが、最終的には幸せに繋がると教えてくれます。たとえば、シンプルで控えめな生活を通じて、心の平安を得ることができること。そうすると、目に見える富に頼ることなく、毎日を心地よく過ごせるんです。 

このような視点を持つことで、将来に対する不安もぐっと軽くなりますよね。私も、この本を読んでから、日々の些細なことにも感謝の気持ちを持つようになりました。皆さんもぜひ、この本から得られる心の豊かさを感じ取り、少しでも不安を減らしてもらえたらと思います。 

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