今年も早いもので、もう3月。毎年思いますが、早いですよね~。
高校卒業を控えたお子様の中には、自動車学校に通っておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 我が家の息子もせっせと教習に励んでおります。
免許を取ったら家の車で運転したい!ってなりますよね。
そこで問題になるのが保険です。おそらく多くの方が子供の年齢では保険の補償範囲を外れてしまう契約をしているのではないでしょうか。
子供の年齢に合わせたら保険料が跳ね上がるのでは?という心配もありますし。
そこで、この記事ではお子様が車の運転をするために、自動車保険をどのようにすればよいのか、3つのポイントを紹介します。
これらのポイントを知ることで、お子様が運転する頻度や生活環境に合わせて、適切な保険の加入方法がわかり、保険料を抑える事にもなりますよ。
それでは早速みていきましょう。
まずは現在契約している保険の内容を確認しよう
まずは現在ご加入の保険の運転者条件がどのようになっているか、確認しましょう。
運転者限定や年齢特約を付けて加入している場合、お子様が運転するとき、補償外になる可能性が高いです。
補償がない状態での運転は、万が一の場合取り返しのつかない状況になってしまいます。
「ちょっとやから大丈夫」なんてありません。必ず補償のある状態で運転するようにしましょう。
保険の契約を見直す
現在の保険契約で「運転者限定特約」「運転者年齢特約」を付けている場合は、お子様を保険契約の範囲内にいれるために、保険の内容を運転者限定を外し、お子様の年齢に合わせる必要があります。
運転者限定特約と運転者限定なし
運転者限定特約とは、以下の3つの種類があります。
①運転者本人限定
②運転者配偶者限定
③運転者家族限定(同居の親族、別居している未婚の子供に限る)
『 運転者限定なし』とは、自動車保険の対象範囲を限定しないということで、家族以外の人が運転しても補償の範囲に入ります。
最近では、運転者限定特約から家族限定がなくなっている保険会社もあります。
その場合、お子様が運転する場合は運転者限定なしにする必要があります。
運転者年齢制限
主な運転者年齢制限は以下の4~5種類があります。(保険会社によって異なる場合あり)
①35歳以上 ②30歳以上 ③26歳以上 ④21歳以上 ⑤年齢は問わない
保険料は制限年齢が高くなるにつれて安くなり、年齢を問わない場合が一番高くなります。
限定特約を外すと保険料はどれくらい上がる?
僕の現在の保険契約は『運転者限定特約:本人・配偶者』『運転者年齢条件:35歳以上補償』となっています。
現在加入している自動車保険会社(損保ジャパン)には家族限定特約がないため、子供を補償の範囲内に入れるためには『運転者限定なし』『年齢は問わない』に変更する必要があります。
さて、どれくらい保険料が上がるのでしょうか?
運転者限定:本人・配偶者 運停車年齢条件:35歳以上補償 【53,250円】
運転者限定:なし 運転者年齢条件:なし 【119,700円】
このように倍近くも保険料が上がります。今まででも高いな~って思ってたのに、この金額はとてもじゃないけど払えないです。保険会社の変更も視野に入れないと!
子供の場合、同居と別居(未婚)で条件が変わる
お子様を補償の範囲内に入れる場合、契約者本人及び配偶者と同居している場合と別居(未婚)している場合で、加入条件が変わってくるので注意が必要です。
実際に例を挙げてみてみましょう。
①18歳の同居の子供が免許を取りました。普段は契約者夫婦が運転しているので、『運転者限定:本人・配偶者型』『運転者年齢条件:35歳以上補償』となっています。子供を補償の対象にするにはどう設定すればよいでしょう。?
●運転者限定:なし ●運転者年齢条件:年齢問わず補償
お子様を補償の対象とするには、『運転者限定特約をなし』に変更、『運転者年齢条件特約は年齢問わず補償』への変更が必要です。同居のお子様は『運転者年齢条件特約』が適用されるので、『35歳以上補償』のままでは18歳のお子様は補償の対象になりません。
②進学のため別居している未婚の21歳の子供が免許を取り、帰省した際に実家の車を運転する予定です。普段は契約者夫婦が運転するため、『運転者限定:本人・配偶者型』『運転者年齢条件:35歳以上補償』となっています。子供を補償の対象にするにはどう設定すればよいでしょう。
●運転者限定:なし ●運転者年齢条件:35歳以上補償
お子様を補償の対象とするには、『運転者限定特約をなし』に変更する必要がありますが、『運転者年齢条件特約は35歳以上補償のまま』で大丈夫です。別居で未婚のお子様は運転者年齢条件特約が適用ないため、年齢にかかわらず補償の対象になります。
このように、お子様が「同居」の場合と「別居で未婚」の場合で『運転者年齢条件特約』の設定が変わってくるため、保険料も変わってきます。『運転者年齢条件特約』の違いで保険料が大きく変わるため、ここはしっかり理解しておいて下さいね。
保険料一括見積サイトを活用して安い保険に乗り換える
お子様の運転免許取得は保険の乗換えを検討するよい機会になります。
同じ条件でも現在加入の保険よりも安く保険に加入できる可能性がありますので、保険料自体を安くして、値上がり分をカバーしたいですね。
自動車保険一括見積サイトとは
自動車保険の保険料は、補償内容はもちろん、免許証の色、車の使用目的、年齢、使用用途、車種・年式,車齢、ノンフリート等級など、様々な条件で決まります。
自分の希望に合った補償、保険料金の自動車保険を探し出すのは大変根気が必要な作業。
保険会社各社のサイトを周って、必要情報を入力して見積もりをだし、その中から比較検討していくわけですからかなりの時間と労力をとられることになります。
このような悩みを解決してくれるのが『自動車保険一括見積サイト』。
一度の情報入力で、複数多数の保険会社の保険料見積もりを無料で取得できるというとてもありがたいサービスです。
自動車保険一括見積サイトを利用するメリットは
時間の節約
各保険会社に個別に問い合わせをする手間や時間を省くことができ、一度の入力で複数の保険会社から見積もりを取得できるため、比較検討がスムーズに行えます
費用の削減
複数の保険会社から見積もりを取得することで、保険料の相場を把握しやすくなります。また、保険会社によって保険料が異なることがあるため、比較検討することで最適な保険料を選択できる可能性が高くなります。
選択肢の拡大
いろいろな保険会社の商品を見ることができるため、自分に合った保険会社を選択するための選択肢が広がります。また、自分が気になるポイントについて比較検討することで、より納得のいく保険会社を選択することができます。
保険の専門知識が不要
保険の専門知識がなくても、簡単に比較検討ができます。サイト上で必要な情報を入力するだけで、見積もりを取得できるため、初めての保険契約でも簡単に手続きを進めることができます。
以上のように、自動車保険一括見積サイトを利用することで、時間と費用の節約、選択肢の拡大、専門知識不要などのメリットがあります。
自動車保険一括見積サイトの選び方
サイトの信頼性
信頼できる自動車保険一括見積サイトを選ぶことが大切です。運営会社の情報やプライバシーポリシー、利用者の口コミなどを確認し、信頼性の高いサイトを選びましょう。
取扱保険会社の数
取扱保険会社の数が多いほど、見積もりを比較検討することができる保険会社の数が増えます。可能な限り多くの保険会社が取り扱われているサイトを選びましょう。
入力項目の詳細度
自動車保険にはさまざまな条件やオプションがあります。見積もりを正確に取得するためには、詳細な情報を入力する必要があります。入力項目の詳細度が高いサイトを選ぶことで、より正確な見積もりを取得することができます。
自動車保険一括見積サイトを利用する注意点
個人情報の管理
見積もりを取得するためには、個人情報を入力する必要があります。個人情報の管理についてはサイト選びの際にも確認しましょう。また、個人情報の入力は、正確な情報を入力することが大切です。
広告や営業の電話
見積もりを取得すると、保険会社から広告や営業の電話がかかってくることがあります。これを防ぐために、利用するサイトで個人情報の公開範囲を確認し、必要に応じて設定しましょう。
自動車保険の一括サイトの場合は、ほとんど電話はかかってこないと思われますが、メールやメメルマガなどは送られてくることもあるため、不要な場合はそのように設定しておきましょう。
見積もりの正確性
自動車保険の保険料は、自分の運転履歴や自動車の車種、使用用途、保険内容などによって異なる場合があります。見積もりを取得する際には、入力項目に誤りがないか、保険の条件や内容をよく確認しておきましょう。
おすすめの自動車一括見積サイト
保険の窓口インズウェブ
保険スクエアbang!
価格.com
価格.com – 自動車保険 – 自動車保険一括見積もり (kakaku.com)
1日だけの自動車保険に加入する
1日保険とは
自動車保険のうち、保険期間が1日間だけの短期保険です。通常、自動車保険は1年間の保険契約として申し込まれますが、1日保険は必要な期間だけ保険をかけることができるため、短期間の利用に適しています。
1日保険は、車を買い換えた直後や、親や知人に車を借りるときなど、通常の保険契約期間中にカバーされない期間に対応するために利用されます。保険期間が短いため、保険料も比較的安価で、必要な期間だけ保険をかけることができるので、非常に便利な制度です。
また、加入方法もパソコンやスマホを使ったネット申し込み、コンビでの加入など、簡単手軽に申し込めます。
主要4社の1日自動車保険
同じ1日保険でも、スマホの大手キャリアでしか契約できないものや、コンビニでも契約できるものなど各社で異なっているので、比較検討してみて下さいね
まとめ
お子様が免許を取り運転するようになったとき、自動車保険をどのように見直せばよいのか。
ポイントはこの3つでした。
①子供が補償の対象になるように保険契約を見直して、随時運転できるようにする
②保険の一括見積サイトを利用し、保険会社そのものを見直す
③車に乗る時だけ1日だけの自動車保険を利用する
自動車保険の契約内容をお子様の年齢に合わせると、保険料は高くなってしまいます。
そのため、現在加入している自動車保険の保険料が妥当なのか、同じ補償内容でもっと安い保険会社はないか、『保険一括見積サイト』を利用して比較検討してみましょう。
また、お子様の車を運転する機会があまりないのであれば、運転するときだけ『1日自動車保険』を利用することで、現在加入している保険の保険料を変えなくても補償をつけることができます。
自動車保険の保険料を下げることも固定費削減の1つの手段です。お子様の生活状況を考慮してより良い保険を利用しましょう。
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