
電気料金の値上がりが止まりません。明細書を見てびっくりしたのではないですか?
実は日々の節電以外にも電気料金を下げる方法があるんです。それは電気料金の仕組みと電力会社、特に新電力会社について知り、お得な料金プランを選ぶことです。
なぜなら、新電力会社はそれぞれ各社で様々なプランがあり、各家庭の生活スタイルにあった料金プランを選択することで電気料金を抑えることができるんです。
電気料金の値上がりはニュースなどで聞くけど、なにがどうなってるのかよくわからない。
値上がりは辛いけど、どう対処したらいいのかわからないという人に、値上げの理由と対策・節電方法を解説していきます。
この記事を読むと電気料金や電力会社のことが分かり、自分に合った電力会社、電気料金プランが選択できるようになります。
✅ 電気料金の値上がりの理由・背景
✅ 電気料金の仕組み
✅ 電力会社の選び方・注意点
✅ 電力料金プランの選び方・注意点
✅ 電気料金を抑えるための対策
電気料金の値上がりが止まらない

ウクライナ危機や円安などによる燃料代高騰により、電気料金が跳ね上がっています。
2016年の電力小売り全面自由化後に参入した新電力会社の値上げや経営破綻も増加。
来春以降、さらに2~3割の値上げが起こる可能性も。
一足先に冬を迎える欧州でも光熱費が大幅上昇し、2割以上も上がった国があります。
この事態に対し、政府は1世帯あたり月額最大2000円程度の支援の検討を始めました。

電気料金ってどうなってるの?
電気料金は、基本料金・電力量料金・燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金で構成されます。
基本料金:契約容量によって決まる固定料金。電気を使った量に関係なく、一定額が請求される
電力料金:電力を使った分だけ料金が増える従量式の料金
燃料費調整額:市場や為替などの外部要因によって変動する原油・液化天然ガス・石炭などの価格 に応じて料金を調整
再エネ賦課金:電力会社が再生可能エネルギーの買い取りにかかった費用の一部を消費者が負担

電気料金が高騰している理由
電気料金の高騰の背景には、社会情勢や環境問題、長らく続くコロナウィルスの影響などがあります。
①石炭や液化天然ガス(LNG)の輸入価格の上昇による燃料費調整額の高騰
②国内の電力の供給力不足
③新電力会社による電気料金の値上げ
④再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上げ
燃料費調整額の『上限』を撤廃!
LNGの輸入価格の上昇による燃料費調整額の高騰により、『上限』を撤廃するサービスが急増している
大手電力会社の昔からあるプランでは、燃料価格が高騰したときの利用者の負担を軽くするために調整される料金に上限を設定。そのため、基準燃料価格の1.5倍以上は電力料金に反映されないようになっています。

しかし、大手・新電力共に上限の撤廃を実施する会社が増加し、上限撤廃により燃料価格の高騰がそのまま電気代に降りかかってきます。

わが家が契約している九州電力も10月から上限が撤廃されました。
新電力会社ってどんな会社?
新電力会社とは
『新電力会社』とは、大手電力会社10社(北海道・東北・東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州・沖縄)以外の新しい電力会社です。
◆大手電力会社以外の新しい電力会社で全国に700社以上
◆2016年電力自由化で新たに参入。大手以外でも一般家庭に電力を小売り可能になったため
◆これまでになかった自由な電気料金プランを設定
◆新電力と大手電力会社は同じ発電所の電気を使用しているため、電気の質は変わらない
新電力会社の仕組み

新電力は電気を販売する『小売電気事業者』
発電を行うのは『発電事業者』で、新電力は電気を市場(JPEX)を通じてオークションで購入
送電を行うのは『送電事業者』で、新電力は送配電事業者の送配電網を通じて供給
新電力会社のメリット・デメリット
電気料金を安くするには新電力会社に乗り換えるのが有効と言われますが、新電力会社にもメリット・デメリットがあります。
①ほとんどの新電力では大手よりも料金プランが安い
②セット割りやポイントサービスがある
③ライフスタイルに合わせた多様なプランがある
④自然環境にやさしいプランがある
①料金が高騰する可能性がある。特に市場連動型プランに注意
②倒産するリスクがある
③解約時に違約金が発生する会社がある
市場連動型プランとは?
大手などの電気料金の単価が事前に定められているプランに対して、市場(JEPX)の取引価格に連動して単価が決まるプラン。
①市場価格が安い時に電気を使えれば安くなる
②市場価格が高い日中を避け深夜から早朝に使うなど、変動に応じて使用量をコントロールできれば安くできる。
①事前に料金単価がわからないため、請求書が届くまで料金がわからない
②市場価格が高騰すると電気代も高騰する。場合によっては電気代が大幅に値上がりする恐れあり
家庭でできる対策
燃料費の高騰による電気料金の値上がりはまだまだ続く情勢です。このような状況下では、各家庭での対策が必須になってきます。
おすすめ節電方法7選
これから冬に向かって電力の消費量が増えていきます。実践しやすいおすすめ節電方法を紹介します。
①エアコンの温度設定を夏は28℃、冬は20℃を目安に必要な時だけつける。フィルターを月に1回か2回清掃する
②ガス・石油ファンヒーターの室温は20℃を目安に。早めのOFFが有効。
③照明を電球型LEDランプに取り換える
④冷蔵庫の温度設定を「中」にする。ものを詰め込みすぎない
⑤温水洗浄便座を使わないときはフタをを閉める
⑥パソコン(デスクトップ型)を使わないときは電源を切る
⑦電気ポットを長時間使わないときはプラグを抜く

なんでもかんでも節電しようとしても続かないですよね。紹介した節電方法を参考に、実践できそうなことから始めてみて下さい。
電気のアンペア数を見直す
アンペア数とは、家庭で一度に使える電力の最大量です。電力会社と契約しているアンペア数が大きければ同時に使える電気の量が増え、逆に小さすぎて一度に使う電力量が契約アンペア数を超えてしまうと、ブレーカーが落ちてしまいます。
1日の中で一番たくさん電気を使う時間帯の合計の電気の使用量を目安に、契約アンペア数を下げることができれば電気料金を下げることができます。
以下の電化製品の使用アンペア数を参考にしてみて下さい。

電力会社を見直す
各家庭の生活スタイルに合ったプランを選択しましょう。燃料価格が高騰し続ける現状では、燃料費調整額の上限が設定された、市場連動型ではないプラン(従量電灯プラン)を検討したほうが良いかもしれません。

電力会社の見直しは、比較サイトで調べてみましょう。節電や各家庭に合った電力会社を選ぶことで、電気料金の高騰から身を守ることができますよ

まとめ
今の日本の経済状況は、32年ぶりの円安、社会情勢による燃料費高騰による電気料金の値上がりなど不安要素だらけです。このような状況の中で各自が身を守る方法は、正しい知識を得て正しい選択をとることしかありません。
✅社会情勢の不安要素による電気料金の値上がり
✅電気料金の仕組みを理解し、電気料金の値上がりの理由を知る
✅電力会社のサービスの変更点、会社それぞれの特徴を知り、自分に合ったサービスを選択する
✅節電など各家庭でできる対策をとる
できることから始めて、電気料金の高騰に備えるとともに、電力不足対策にも貢献したいですね。
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